「Finding Paradise」前作より大幅にパワーアップして帰ってきた続編の人気アドベンチャーゲーム!あの感動が再び蘇ってくる新作オンラインゲーム!

前作の賞賛を受けた『To the Moon』の続編気アドベンチャーゲーム!前作からさらに全体のゲームのボリュームが倍になりRPG要素大幅にパワーアップ!ユーザーの期待を裏切らないおすすめPCゲームに!自分のこと将来のことく考えさせられる新作のオンラインゲーム!

 

まずはこの新作RPGの公式PVをご覧ください!

 

『To the Moon』の続編!

『Finding Paradise』は、『RPGツクール』製の同人ゲーム『To the Moon』の続編として

Freebird Gamesにより製作された人気アドベンチャーゲームです。

 

発売日は2017年12月14日、現在は日本語には非対応で英語・中国語のみの配信です。

日本ではsteamでの配信の他、

前作『To the Moon』と同じくPLAYSMから日本語版のリリースが予想されています。

前作のおすすめ同人ゲーム『To the Moon』のおさらい

 

まずは前作、2011年にリリースされた『To the Moon』について、簡単にご紹介します。

というのも、『Finding Paradise』は、

前作のシステムやストーリーを踏襲している部分が多い正当な続編と言えるからです。

 

『To the Moon』の舞台となるのは、近未来です。

その世界で、二人の主人公は、ちょっと変わった仕事をしています。

その仕事の内容は、「死に際した人間の、最後の願いを叶えてあげる」というもの。

 

主人公たちは専用の機械を通じて、「患者」と呼ばれる人の記憶を少しずつ遡りながら、

記憶の奥に思い残した願いを探り当てます。

機械にその願いを設定すると、記憶を改変し、

 

叶えられなかった夢へと向かう仮想の人生を、死に向かう患者の意識の中で再生することができます。

人生の最後に仮初の佳い夢を――、そんな仕事をする二人のもとにやってきたのは、

「月に行きたい」という願いをもった老人でした。

 

主人公たちの元へ来た際には既に昏睡状態だった老人の人生を少しずつ遡ることで、

なぜ彼が月へ行きたかったかが判明する、

とういうのが、前作『To The Moon』の導入を兼ねたあらすじです。

 

美しくも切なく、単純に「感動」という言葉では言い表せないと賞賛を受け、

「GameSpot: Best Story of 2011」「Wired: The 20 Best Videogames of 2011」など、

インディーズ作品ながらもその枠に収まらない数々の賞を受賞しました。

 

受賞歴が示すとおり、主題歌に『プラントVSゾンビ』などの音楽を担当したLaura Shigiharaを起用するなど、

インディーズ作品でなくとも非常に高いクオリティが特徴で、メタスコアも81と高い水準でした。

新作オンラインゲーム『Finding Paradise』は、更に進化した続編

 

『Finding Paradise』は、最優秀脚本賞、

最優秀ゲームなどの栄えある賞を受賞した『To the Moon』の続編ということで、

ユーザーからは高い期待とともに不安を持たれていました。

 

というのも、正当な続編ということでストーリー的な繋がりもあるため

「あの感動を台無しにされるのでは」という気がかりがあったからです。

主人公を務めるのは、『To the Moon』に引き続き、エヴァ・ロザリーンと、ニール・ワッツのコンビ。

 

要約すると、彼らはマシンを通じて思い残した夢を叶えるサービスを提供するシグムントコーポレートの社員です。

今作でも変わらず死が迫った人々と対面する仕事ですが、

お調子者のワッツの冗談のおかげで、暗い雰囲気にはならなずに済むのが救いです。

 

『Finding Paradise』の舞台も、前作と同じく近未来です。

ロザリーンとワッツも、同じく人々に最後の夢を見せる仕事に従事しています。

今作の患者は、後ほど紹介する『A Bird Story』の主人公を務めたコリン。

 

主人公の二人は、機械で彼の記憶を遡り彼の真の願いを探し求めることになります。

物語が重要な人気アドベンチャーゲームであるため多くは語れませんがネタバレにならない要素を一点だけ。

妻であるソフィア、そしてソフィア以上に登場回数の多いフェイという女の子が記憶の中で出てくるのですが、

 

「フェイちゃん可愛い!」と妻以上の人気です。

しかし、ただ萌えるだけでは終わらないのが『Finding Paradise』です。

ふとした瞬間に、たとえばワッツの冗談で笑ったあとに、でもコリンが連れ添ったのは妻で……

 

という患者のコリンの人生を考える瞬間があります。

死に瀕した彼の人生を遡るのは独特の切なさがあります

作品の物語設定の妙ではありますが、こういった『To the Moon』の切なさが好きだった人には、

 

続編である今作もおすすめできるものとなっています。

『To the Moon』で好評だったドット絵のアニメーションも、更にクオリティの高いものになっています。

こだわりの感じられる美しい風景が、進化した演出により丁寧に描かれ、物語を盛り上げます。

 

また、記憶の中での探索ですが、前作では少し薄味だった新作RPG要素が大幅にパワーアップしており、

物語だけでなく探索も楽しめるおすすめネトゲなので、全体のボリュームも前作と比べて2倍以上と言われており、

その分細部まで語られる人生のストーリーにより、感動もひとしおとなっています。

 

ちなみに、制作発表時に公開されたトレイラーの中には

「こんな『To The Moon 2』は嫌だ」といったコメディタッチのものもあるので、

一度ご覧になるのもいいかもしれません。

『A Bird Story』はどんなPCゲーム?

 

『A Bird Story』は、Finding Paradise』の患者であるコリンが主人公のゲームです。

少年・コリンが、ノートの切れ端で作った飛行機で空を飛んだりといった非現実的ながら美しい演出がなされる世界で、

飛べない小鳥との物語を紡ぐという人気アドベンチャーゲームでした。

 

特徴的なのは、文字が一切使用されていないこと。

『A Bird Story』では、音楽や2Dグラフィックによる情景の描写のみで物語が進行します。

解釈をプレイヤーに委ねながらも、

 

プレイしたものの心を揺らす手腕は、『Finding Paradise』にも受け継がれています。

『Finding Paradise』の公式プロモーションビデオの導入部分でベランダから街を眺めるシーンがありますが、

この部分は『A Bird Story』のタイトル部分をなぞったものになっているなどのつながりがあります。

 

もし『Finding Paradise』をプレイする場合は、『A Bird Story』は1時間程度でクリアすることができ。

理解が深まるので、ぜひプレイしていただきたいおすすめネトゲです

レビューによっては、前作の『To the Moon』以上に重要とも言われています。

美しさと切なさ、人生を考えさせられる人気アドベンチャーゲーム!

 

ご紹介してきた『Finding Paradise』は、現在steamで配信中です。

また、「Finding Paradise Game and Soundtrack Bundle」というバンドルが用意されており、

こちらを購入すると、『Finding Paradise』サウンドトラックがお得についてきます。

 

ご紹介した通り、音楽に関しても高い完成度を誇り、steamの人気タグにも「良BGM」が挙がっています

続投のLaura Shigiharaさんの歌声を含め、今作に使用された全58トラックの音楽が聞けるようになるため、

もし気に入った場合は購入してもよいかもしれません。

 

ちなみにちょっとした小ネタですが、「Finding Paradise Soundtrack」はリリース日の設定が間違っており、

2021年12月31日という”近未来”になっていました

「終活」といった言葉なども生まれる昨今ですが、『To the Moon』は朝日新聞の文化面などでも紹介されました。

 

自分のこと、将来のこと、親のことなどを考えさせられる物語が展開される今作、

どの年代の方にもおすすめできる新作RPGです。