中毒者続出中の斬新なPCゲームです!クラフト要素満載のパズルゲームでお客さんをリフトで運ぼう!海外で密かに人気が高まりつつあり、人気実況者がこぞってプレイしています!steamで絶賛配信中の3D物理演算パズルゲームです!
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物理演算なリフトを作ってお客さんを運ぶ
『Carried Away』はステージクリア型のパズルゲームです。
プレイヤーはスキー場でお客さんを乗せるリフトを作成し、無事に目的地まで運ぶことを目指します。
物理演算をベースとした世界なので計算が狂えばワイヤーは切れ滑車は飛びお客さんはぼとぼと落ちる、
そんな世界が広がるでしょう。
ステージクリア型なのでスイスイ進めるので嵌まりやすい、そんなPCゲームとなっています。
開発会社はHUGE CALF STUDIOS
この同人ゲームを手がけるのは2016年に設立したばかりのゲームスタジオHUGE CALF STUDIOSです。
自分たちの使命を「新しいコンセプトのゲームを作ること」と考えており、
本作は正にそんな理念を体現したものといえるでしょう。
また「自分たちがやりたいゲームを作る」ということも信念としています。
果たしてスキー場のリフトを作ることが彼らのやりたいゲームだったのかは不明ですが、
このパズルゲームがなぜか嵌まる中毒性を備えたゲームであることは間違いありません。
それに今までスキー場のリフトを作るなんてゲームは耳にしたことも無いはずです。
今後の動向も楽しみなインディーゲームスタジオです。
一からリフトを作っていく
ステージはスタート地点とフィールド、それからゴール地点で構成されています。
画面は2Dを基本としているので視認性は抜群です。
ともかくスタート地点にお客さんが来るのでゴール地点まで運ばなければなりません。
ただスタート地点とゴール地点を単純にワイヤーで繋いだとしても失敗するでしょう。
ワイヤーを支えるためにフィールドの途中に支柱を作ってあげなければいけません。
フィールドには中間地点あたりにリフトの支柱を作る土台が設置されています。
ここに木の板や丸太を組み合わせて支柱を作るのです。
そして天辺に滑車を取り付け、ワイヤーをそこに通せば立派な支柱の完成となります。
なお時間が流れる実行画面と支柱を作るエディット画面に分かれているので、
リフトコースの作成に集中することができるのでじっくりゲームに取り組むことができるでしょう。
壊れ行く支柱
ただお客さんには重量があります。
重量のあるものを運ぶと支柱に力が加わるので、
構造的に弱い部分へと負担がかかるでしょう。
最悪の場合は支柱は崩壊しお客さんはドサッと落下します。
というかしょっちゅう壊れるはずです。
支柱の崩壊を防ぐにはとにかく支柱の土台を強化するしかありません。
一本の縦板で構成されているなら交差させてかすがいを作ったり、
単純に使用する木材の本数を増やすのも良いでしょう。
ただ強化している部分が偏ってしまうと重心が傾き簡単に壊れてしまいます。
そうならないように全体的に強化しなくてはいけません。
お客さんが通ればクリア
各ステージにはクリアに必要な通過人数が設定されています。
画面上部のObjectivesの旗印の横の数字がそれを示している形です。
例えば0/2なら2人中0人経過済みで、1/2なら2人中1人通過済みというわけです。
この場合は2人通過すればクリアとなります。
星をゲットしなければならないステージ
Objectiveには星マーク(☆)があり、横には0/1などと表示されていることがあります。
このステージではフィールドに存在する青い星をゲットしなくてはいけないということです。
星の位置は少し工夫が必要な位置にあったりするので、本来のコースを少し変形することになるでしょう。
もちろん変形させればそれだけ支柱の構造は乱れ崩壊しやすくなるはずです。
このあたりの物理演算をどうやって解決するか、というのも楽しい点となります。
様々な障害物が待ち受ける
新しいステージでこれまでのノウハウを詰め込みコースを完成させていざ実行!
してみても途中で思わぬ障害物に引っかかることがあるかもしれません。
このパズルゲームにはリフトを邪魔する様々なオブジェクトが存在するので確認しておきましょう。
岩:微動だにしない固いオブジェクト。ワイヤーを切断する原因にもなるので注意が必要です。
木:高くそびえる木はお客さんにひっかかってドサドサ落とす原因になります。
スノーマシン:スキー場に必要な雪を降らせるスノーマシン。
強い風を吹かせてワイヤーを強烈に揺らしてくるでしょう。
これらの障害物はリフトコースを作る上で大きな障害となるでしょう。
ですがこれらの障害物に耐えうるコースを作れたときの爽快感は強いものになるはずです。
何度もトライ&エラーを繰り返しながら無事お客さんをゴール地点へと導いていきましょう。
世界中のプレイヤーと競うことができる
それぞれのステージには他のプレイヤーのスコアが記録されています。
Leaderboardを見ると自分の順位が分かるはずです。
このパズルゲームではスコアを「リフトコースを作った金額」で表しています。
例えば木の板を使えば使うほど金額が高くなってしまうというわけです。
もちろん金額が少ない方がより優秀なコースと見なされるので、
スコアは低い方が順位が高くなるという形になっています。
より少ないパーツでより強靭なリフトコースを作る
というある種アルゴリズムを競うような形でプレイヤーと競争ができるわけです。
そういう意味では『SpaceChem』や『TIS-100』といった作品が好きな方にとって燃える作りといえるでしょう。
気がついたらいかに研ぎ澄まされたリフトコースを作るか真剣に考えている自分に気付くはずです。
ジャンプ台を設置するコースもある
ステージを開始するとお客さんが滑って木に当たって倒れる、
というコースがあります。木に当たるのが好きなお客さんなのかもしれませんが、
怪我をしないようにコースの途中にジャンプ台を作ってあげましょう。
そうです、本作はリフトコースを作るだけのゲームではなく、
ジャンプ台を作る事もできるのです。
ジャンプ台はジャンプ台のコースとその支柱で構成されます。
まずジャンプ台を作り、それを支える支柱で補強してあげるという形です。
リフトと異なりワイヤーという要素が存在しないため簡単なように思えるかもしれませんが、
今度はお客さんの加速度や入射角という要素を考えることになります。
お客さんが加速する前にジャンプ台へ乗せてしまうと上手く飛べずに滞空して落下するかもしれませんし、
急角度なジャンプ台でも失敗するでしょう。
上手いことコースを作ってあげましょう。
サンドボックスモードの自由度が凄い同人ゲーム
スコアも効率も関係なく自由にリフトが作りたいという
プレイヤーの欲求を満たしてくれるのがサンドボックスモードです。
サンドボックスモードではまず山の地形自体から変えることが可能です。
そのため急滑降からの大ジャンプ、という展開を山の形をエディットするだけで実現できたりします。
これを生かして巨大な山を越えるステージを自分で作ってみることもできます。
もちろんいくつ木の板や丸太を使っても構いません。
自由に支柱を作り大規模なスキーリフトが作れるのです。
物理演算にかなっていればどんな滅茶苦茶なものでも作ることができるでしょう。
またその過程で大崩壊しお客さんが空を飛ぶ様は圧巻です。
3Dと2D表現が新鮮
ステージは2D画面でエディットするのですが、実行画面上は3D表現になります。
プレイヤーが作っているコースが左右対称な3Dモデルで表現されるのですが、
このちょっとした表現手法の切り替えが新鮮だったりするのです。
3D表現はゲーム世界に広がりを持たせてくれ、2D表現はエディットを簡易的にしてくれています。
ちょっとした事ですがゲーム作品としての完成度に大事なアクセント加えている点といえるでしょう。
新鮮な体験がしたいパズルゲーム好きにおすすめ
『Carried Away』はスキーリフトやジャンプ台を作ってお客さんをゴール地点まで導くパズルゲームです。
ステージクリア型なのでつい夢中になってしまうでしょう。
また効率化を追求して他のプレイヤーと競うこともできますし、
サンドボックスモードでは自由にコースが作れます。
遊び方の幅が広い作品で、かつこれまでに無いタイプのバカゲーです。
特にパズルゲームが好きな方は一度遊んでみて下さい。
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