人気ボードゲームの世界をベースとしたRTSシリーズ八年ぶりの第三作です。元ネタがダークファンタジーの世界観ですのでハードな雰囲気ですが、RTSの中では比較的分かりやすいです。5人1組の分隊に指令を送ります。RTSに興味があるけど手が出せないという方にぴったりのオンラインゲームです。
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人気ボードゲームの世界がベース
本作はRTSシリーズ『Warhammer 40,000: Dawn of War』の第3作目となります。
『Warhammer 40,000』というのは1987年から続く
ダークファンタジーな世界観をベースとしたボードゲームで、
本シリーズはその世界観を引き継ぎRTSというゲームジャンルに落とし込んだ作品ということです。
いかつい造形のキャラクター達がひっきりなしにひしめき合う様はゲームならではの形と言えるでしょう。
steamから購入可能なおすすめオンラインゲーです。
なお、プレイするに当たって特に『Warhammer 40,000』の知識は必要無いので、
初めてこの世界に触れる方であっても問題なくプレイできるよう作られています。
ついに発売されたオンラインゲーム!
このシリーズは2004年に第一作目となる『Warhammer 40,000: Dawn of War』がリリースされ、
その後同ゲームの拡張パックが3つ製作され、
さらに2009年に『Warhammer 40,000:Dawn of WarII』が発売されました。
そこからしばらく間を置いて、2017年に本作がリリースされたのです。
第二作目から数えて8年ぶりとなる本作はグラフィック面が向上しより迫力ある戦闘を楽しめるようになりました。
実は敷居が低いタイプのRTS
リアルタイムストラテジーというと操作やルールが複雑でしり込みしてしまうかもしれません。
さらに追い討ちをかけるように本作ではハードコアなキャラクターがどんどん登場するので
自分にプレイできるのか不安になるのも仕方の無いことです。
ですが実は本作、強靭なマッチョがたくさん登場するにも関わらず
ユーザーフレンドリーな作りだったりします。
むしろ他のRTS作品よりも敷居は低いぐらいです。
例えばRTSの名作『Age of Empires II』は資源管理から多数の建造物、文明の進化など
様々なシステムが複雑に絡み合いゲームが成立していますが、
本作ではそういった事に頭を悩ませずに済むはずです。
簡単な作りになっているので気軽にRTSを楽しむことができるでしょう。
むしろRTSに興味があるけどプレイしたことが無いという方にとって相応しい作品と言えます。
ユニットを生産していこう
自軍のベース基地からは資源を消費して様々なユニットを生産することができます。
例えばスペースマリーンという勢力の場合、
始めから攻撃用ユニットとして「TACTICAL MARINE SQUAD」や
建設用ユニットの「SERVITOR」を生産できます。
SERVITORは施設を建設することができ、その中でもBARRACKSは
「Scouts」「Scout Snipers」「Assult Marines」といったユニットを生産することができる有用な施設です。
BARRACKSを選択し建設したいところを指定すると工事が始まり、
一定時間が経過するとBARRACKSが完成します。
BARRACKSで生産するユニットは複数予約することができるので、
資源の量を確認しつつどんどん生産していくことになるでしょう。
1ユニットは基本的に5人1組の分隊
本作ではユニットは5人1組の分隊として管理されます。
1つのユニットというより1つの分隊を生産し、指示していくわけです。
ですが大群同士の争いになるとき、1つずつ分隊を指揮していたのでは命令しきれません。
そんなときはまとめて命令を出せるように選択してしまいましょう。
マウスのドラッグで四角形の領域を描く事ができ、
その内部に複数のユニットを含めれば一気に同じ命令を下せるようになります。
特に戦場では複数のユニットを数個単位で指揮することになる可能性が高いので、
こうした選択範囲によるユニット指定は結構大事な事だったりするのです。
アタックムーブで移動中も安心
ユニットを移動させる場合、途中で敵と遭遇した場合は大変です。
こちらはただ目標地点へ移動しているだけなのに敵からの攻撃はべしべし食らってしまいます。
そんなときはアタックムーブで移動すると良いでしょう。
これは敵が移動系路上に存在する場合、立ち止まりきちんと攻撃を行う移動方法です。
その戦闘が終わり次第目標地点へと移動するため、結果的に安全な移動方法と言えるでしょう。
ユニットのアビリティを駆使して戦況を打破
敵軍が簡単に移動できない段差のある場所を占拠しているとき、
素直に遠回りして攻撃を加えるよりも良い方法があります。
それはアビリティを使用することです。
例えば敵軍が遠距離攻撃を防ぐシールドに守られている場合、
スペースマリーン軍のアサルトマリーンはジャンプというアビリティを使って突撃することができます。
アサルトマリーンの強力な近接攻撃とジャンプによる突撃によって
遠距離攻撃を防ぐシールドは完全に無効化されるわけです。
瀕死になった味方を補充しよう
分隊のメンバーが傷つき失われた場合でも生き残りが居れば補充することができます。
少し時間はかかりますが新しくユニットを生産するよりも低コストで補充できる点は見逃せません。
軍全体で考えたとき、リソース量を考えたら欠けたユニットを随時補充することは有利な行動です。
なお補充はベースなどの近辺でReinforceというコマンドを実行することでできます。
長距離攻撃ユニットの強さ
ユニットは組み合わせて使うことでより強力なものとなります。
例えばスペースマリーンには直接攻撃が強いアサルトマリーンの他に
遠距離攻撃を得意とするスカウトスナイパーというユニットも存在するのです。
アサルトマリーンを盾兼直接攻撃役としているところへ
安全な位置にスカウトスナイパーを配置すれば敵は容易に倒されるでしょう。
強力なエリートユニット
各軍にはエリートポイントを消費して召喚できるエリートユニットという強力なユニットが存在します。
体力も攻撃力も普通のユニットとは桁違いですし、それぞれ固有の能力も所持しているのです。
1人でも十分に強いのですが、様々なユニットとの混成部隊を作れば鬼に金棒となります。
特に壁役として尋常でない強さを発揮するので、遠距離舞台と組むと良いかもしれません。
リソースポイントを占拠してアップグレード
マップの各地にはリソースポイントと言う場所があります。
ここに自軍のユニットが一定時間待機すると占領でき、
一定時間ごとにユニット生産に必要な各リソースを取得することができるのです。
RTSにとってリソースの獲得は優先度の高い要素となります。
例えば100のリソースと200のリソースをもつ軍が対決すれば
200をもっている軍は2倍のユニットを生産できるわけです。
あればあるほど自軍が有利になるので優先的にリソースポイントをゲットしていきましょう。
リソースポイントの中には施設を建設することができ、
より資源を獲得したりアップグレードすることも可能です。
きちんと防衛しつつリソースの増加に努めましょう。
なお獲得できるリソースは「Requisition」「Power」「Elite Points」となります。
最も消費量が激しいリソースはRequisitionなので優先的に取得量を強化していくと良いかもしれません。
リスニングポストを破壊し建設せよ
キャプチャーポイントにはリスニングポストという防衛タワーを建設することができます。
これは通常のユニットよりも格段に高い耐久力を有していて攻撃力も弱いわけではありません。
キャプチャーポイントを占領したらこのリスニングポストを建設するというのは定石だったりします。
もちろんこちらがキャプチャーポイントを占拠したならリスニングポストを建てれば有利になるのです。
RTSの楽しさを簡単に味わえるオンラインゲーム!
『War Hammer: Dawn of War III』はボードゲームの『Warhammer 40,000』の
作品世界をベースとしたRTSシリーズのオンラインゲームです。
前作から8年ぶりの作品と言うこともあり
ゲームデザインやグラフィックが旧作と比べて洗練されています。
見た目は怖そうでハードコアな印象を受けるかもしれませんが、
決してゲーマーでなければできないといったタイプの作品ではありません。
むしろ、RTSという分野に初めて触れるかたにこそおすすめです。
丁寧なチュートリアルもあり操作も難しいことは無いので、
RTSに興味がある方やRTSプレイヤーは是非プレイしてみて下さい。