金塊を掘り起こすという今までになかった斬新なパソコンゲームです!ただ金塊を掘り起こすゲームではなく、重機を使った迫力ある採掘作業を楽しめます!金儲けに興味があるなら、この経営SLG?はおすすめ!
この映像をチェック!
現代の金採掘を忠実に再現
19世紀のアメリカはゴールドラッシュに沸いていました。
一攫千金のロマンを求めてアメリカ全土から採掘者がカリフォルニアに集まりスコップ片手に金を掘っていたのです。
それから時代が経つごとに機械化が進み大規模な採掘がなされるようになり、現代ではかつての栄華はどこへやら、といった具合となっています。
ですが!だからこそ金採掘にはロマンがあるのです!
どこにも無い金を求めて現代のゴールドディガー達は日々奮闘しています。
そして掘り当てた金脈を重機でかっさらうのです。
そんなロマンの塊な金採掘をゲームにしたのがPCゲーム『Gold Rush: The Game』となります。
正確にシミュレートされた世界が熱い
本作はゲームではありますが、ジャンルはシミュレーションゲームです。
そのためゲームに相応しい形ではなくあくまで正確なシミュレーターとして楽しむ作品となります。
そこには賑やかな音楽や簡略化された金取りゲームなどはありません。
採掘地を見つけ採掘権を借り、銀行でローンを組み、パンニング(金があるかどうかを試しに掘ること)のためのバケツを購入し…といった非常に現実的な要素が詰まっています。こうした点に燃えるものを感じる方にとって本作は「待ってたぜ…!」となるPCゲームになることは間違いありません。
スタート時の所持金は僅か
ゴールドラッシュと銘うったは良いものの、非常に現実的な金額からゲームは始まります。
買えるものはそれこそ手作業で使う道具ぐらいで、自分の土地で好き放題自分の重機を動かすなんてことはできません。
何よりもまずは借金!銀行でローンを借りてから話が始まるのです。
そしてこれは現実でも同じ。
現代で金採掘をするには結構な資金力が必要だったりします。
現代における金採掘において重機は必須です。
大量の土砂を大量に処理してこそ初めて成果が出るのであって、手作業はあくまで調査のために行うものとなります。
そして金が出るかどうかは誰にも分かりません。
成功するか失敗するか、正にロマン溢れる実にスリリングな世界なのです。
金を掴むか、それとも失敗するかそれは世界中の誰にも分かりません。
借金を背負い刻々と迫るローンの支払い、有望な土地を見つけ投資するか否か、そんな世界を一から体験できるのですから燃えない訳が無いのです。
一から成長していく方法もあり
銀行から借金するのも良いのですが、実は自分の所持金で全てを進行していくことも可能だったりします。
手作業で微量な金を掘り出し換金するということを繰り返していけば段々とお金も溜まっていくのです。
そして段階的に設備を増強していき、やがて大規模採掘をするという流れでもプレイできます。
こちらはこちらで自力で自然を相手に金を稼いでいくという感覚を得る事ができ、充実したシミュレーションゲームとなるでしょう。
むしろ初めて金採掘をする際には銀行から借金せずに自力でやっていくと良いかもしれません。
プレイしていく内にどの機械がどのような役割を担っているのかが段々と分かるはずです。
採掘地Old Arnold Parcelから始まる物語
プレイヤーはまず銀行へ行き採掘地を選定することになるのですが、まずは身の丈に合った採掘地で掘ると良いでしょう。
となると賃料の最も安いOld Arnold Parcelで金採掘をすることになるわけです。
Old Arnold Parcelはアーノルド爺さんの所有する採掘地で、彼は新人の採掘者を育てるのが好きでたまらないというバックストーリーがあったりします。
ともかく土地のデータについて見ておきましょう。
Old Arnold Parcel
・1平方フィートあたりの価格:2
・土地の賃料:0.2
・面積:10000
・区画のDirtiness:10
・水源:Large Creek
・オーナー:アラスカ州
他にもRiver Town、Pine Valleyといった土地がありますが、Old Arnold Parcelが最も安く借りることができます。
土地の賃料(Provision of rent)という項目を見れば最も安いことが分かります。
乏しい資金で金採掘を始めようというプレイヤーにとってこの土地こそが足がかりとなる第一歩なのです。
マップを確認して広大な土地を移動
移動は基本的に車移動となります。
広大で荒涼としたアラスカの土地を駆け巡りましょう。
地形パターンは豊富で険しく一筋縄ではいきません。
ともかくまずは岩場や坂道などをオンボロの軽トラで走り抜けるのです。
ところで本作の舞台は基本的にアメリカのアラスカとなります。
これは実際の金採掘でも同じで、実際にアラスカでは多くの金採掘者が日々金を掘り起こしているのです。
未開拓の土地やかつて採掘地であった土地を切り開くわけですからコンクリートの舗装はありません。
荒々しい自然を感じていきましょう。
まずはとにかくパンニング
金を採掘するといってもいきなりその土地に重機を導入して大々的に採掘できるものではありません。
重機にはリース代の他に燃料費もかかり大規模なものとなると1日でとんでもない額が吹っ飛びます。
そのためまずはその土地が有望な土地かどうかを調べるためパンニングをするのです。
パンニングとは手作業での試し掘りを指すもので、本来はいわば土地の調査なのですがゲーム内では金採掘の1つの手段となっています。
最低限のパンニングをするには土を掘るシャベル、土を入れるバケツ、それからパンニング台とパンニングで使う水を入れるバケツの4つが必要です。
この中で土を入れるバケツだけは買わなければいけません。他のものは現場の小屋に揃っています。
まず良さそうな土地で土を掘りバケツに入れましょう。
そしてパンニング台に土を入れ、水の入ったバケツにパンニング台を浸し水を入れるのです。
そしたらパンニング台を引き上げゆっくり揺すりましょう。
すると金が見つかるはずです。
もちろんとても小さな金の粒ですが、それでも資金に乏しいプレイヤーにとっては貴重な収入源となります。
ある程度金が溜まったなら銀行で売却しましょう。案外良い収入をゲットできるかもしれません。
ガイドに従ってHog Panを手に入れよう
本作のヘルプは充実しているのでその通りに進めていくと良いでしょう。
ヘルプにはJournalがあり、そこにはTIER別に目標が提示されています。
TIER 1には銀行へ行きOld Arnold Parcelを借り、倉庫で特定のアイテムを買うといったことが書かれているのです。
そしてその特定のアイテムこそがHog Panとなります。
Hog Panとはいわば簡易的な洗浄機で、実際に土砂を洗浄するウォッシュプラントを小型化したような機械です。
バラバラの状態で買い、現場で組み立てて土を手作業で投入しパンニングしていくわけですが手順が分からないかもしれません。
そんなときはDigtubeを見てみましょう。
Digtubeでは実際のゲーム内での作業が映像で見られるようになっています。
何をどう組み立てればHog Panになるかもきちんと映像として見ることができるので簡単に理解することができるでしょう。
映像を一通り見たならHog Panに土を流し込み流しといに残った金をパンニングし大金を手にすることができるはずです。
徐々に規模が大きくなる採掘現場
最初は手作業のパンニングで微量の金を得ていたのがHog Panの導入により段々と収入も増え、重機を購入することができるようになっているはずです。
そしたらお次はウォッシュプラントをゲットし、より大きな重機、より大きな設備をそろえていくことになります。
実際の金採掘よりも順調に進む辺りはゲーム的な作りとなっていますが、どこでパンニングしても金が取れないという状況を味わうよりも良いと言えるでしょう。
段階的に採掘が大規模になっていく快適なシミュレーションゲームをすることができるはずです。
現代の金採掘の世界が描かれた唯一無二の作品
『Gold Rush: The Game』は現代の金採掘を再現したシミュレーターです。
実際よりも順調に採掘をすることができるので、純粋に金採掘の世界を楽しむ事ができるでしょう。
大量の土砂を大量に処理し大量の金を得る、という快感は間違いなく他の作品では味わえません。
なお本作は2017年10月現在でまだまだ開発中の作品でバグも含まれていたりします。
これから完成度を上げていくという段階なので多少の不便な点はあるかもしれません。
それでもロマン溢れる金採掘の世界を味わえる唯一無二の作品です。
ぜひ一度プレイしてみて下さい。
このPCゲームの基本情報
タイトル | Gold Rush: The Game |
---|---|
ジャンル | シミュレーション,オープンワールド |
開発元 | Code Horizon |
パブリッシャー | Code Horizon |
リリース日 | 2017年10月13日 |
料金 | 2,050円(通常版) |
日本語 | 対応 |
オンライン | 非対応 |
OS | Windows |
スペック/動作環境(Windows)
プロセッサー: Intel Core i7
メモリー: 16 GB RAM
グラフィック: NVidia GeForce GTX 970
DirectX: Version 11
ストレージ: 15 GB 利用可能
サウンドカード: DirectX compatible
必須環境 | 推奨環境 |
---|---|
OS: Windows 7 (64-bit) or Newer プロセッサー: Intel Core i5 メモリー: 8 GB RAM グラフィック: NVidia GeForce GTX 760 DirectX: Version 11 ストレージ: 15 GB 利用可能 サウンドカード: DirectX compatible |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
序盤はふるい皿を使ってちまちま砂金を集めるゲームだが
お金が貯まれば機械や重機の導入が可能でより素早くたくさんの金が掘れるようになる。
ダンプカーやショベルカー、ブルドーザーなど男の子の魂をくすぐる重機をこの手で操作出来る。
そこがこのゲームの肝です。
低評価の口コミ
ファーミングシュミレーターのような重機による作業が好きな方は楽しめるかと思いますが、ちいさな土のコブにひっかかって動けなかったり重機の挙動をはじめあらゆる部分が不完全です。
日本語翻訳も一部おかしかったり、翻訳自体されていない部分もありますが、なんとか遊べるレベルでしょうか。
パンニング皿からちまちま金を採取したり、金の魅力に取りつかれるような要素が今後神ゲーに化けるのではないかと期待させてくれます。