Arma2の製作スタッフが作ったマルチプレイMODです。目的もなく、人とゾンビが同じ町で過ごすサバイバルが繰り広げられます。チャットシステムがないこともあり、プレイヤー間での争いが絶えません。そのため、本当の敵はプレイヤー同士!という感じのサバイバルな設計が好きならおすすめPCゲームです!
まずはこちらの動画をどうぞ!
ミリタリー系FPSの人気MOD!
DAYZとは2009年に発売されたミリタリー系FPS/TPSゲームであるArma2の人気MODの事を言います。
簡単に言うとスピンオフのようなものですね。
つまりArma2無しには語れないDAYZですが実のところ「DAYZの人気が高まった結果に伴い、
Arma2の人気が爆発的に高まった」というよく分からない経歴を持つオンラインゲームでもあるのです。
ちなみにDAYZのMODが公開されたのが2012年頃ですので、Arma2は発売後3年たって人気の出たゲームとなります。
ちなみに、本作もArma2もsteamから購入可能です。
なにをして楽しむの?
そんな不思議な経歴を持つDAYZですが、このゲームは
「ゾンビと人が織りなす狂気と疑心暗鬼の世界を生き抜く」ことを楽しむサバイバルゲームです。
ちなみにArma2のMODですので基本的にマップは同じですが、Arma2のように明確なゴールはありません。
ですから「永遠に人とゾンビの間でサバイバルが繰り広げられている」のです。
ArmA2のマップの世界でゾンビと戦おう
冒頭でも紹介したようにDAYZの世界にはゾンビが出現します。
ゾンビに攻撃されて体力が無くなるとゲームオーバーになるのは、このゲームでも同じです。
そしてDAYZの特徴ですが「危険な場所に近寄らなければゾンビに出会う可能性は低い」ということがあります。
これだけ聞くと何ら面白みのないオンラインゲームに思えるかもしれませんが、
このゲームには定期的に食事・水分を摂取したり、病気になった場合は医療品で病気を治癒する必要があります。
そしてDAYZで食料や医療品集まる場所、それは「ゾンビと他のプレイヤーが蔓延る街中」であったりするわけです。
つまり、生き残るためにある程度の危険を負わなければならない状況に強制的に陥るのです。
生き残るために物資を手に入れよう
上記した食料や医療品は基本的に街中で手に入ったりします。
これだけ見れば、他のプレイヤーと食料などを分け合うことも可能に思えるかもしれませんが、
残念なことにプレイヤーは武装しています。
鈍器のような原始的な武器もあれば、ゾンビ映画御用達のショットガンなどの銃器もあり、
まさに血と鉄、おまけ要素でゾンビがいる世界と考えてもよいかもしれません。
そんな世紀末の世界で食料を分け合ったり、譲り合ったりする行為が果たして成立するでしょうか。
そんなはずはありません。
基本的に他のプレイヤーを蹴散らして生き残るために物資を得るのです。
正に世紀末世界を楽しめるオンラインゲームとなっています。
本当に怖いのはゾンビではなく他のプレイヤー
このDAYZにはチャット機能が実装されていません。
ですので、基本的に相手プレイヤーとコミュニケーションをとることは不可能です。
そのためお互いが疑心暗鬼に陥り、ゲーム空間という助けもあって、
挨拶がてら攻撃してくるプレイヤーもいます。
と言うよりも、挨拶しただけで殺されたプレイヤーは疑心暗鬼に陥り、
次からは誰かを見つけると「ヤラれる前にヤル」という思考のもの攻撃を仕掛けます。
こんな人にプレイしてもらいたい
サバイバルFPS/TPSが好き おまけにゾンビFPSが好き
このゲームのジャンルはサバイバルFPS/TPSですから、生き残りをかけて物資を手に入れていく必要があります。
ですから色々と他にも要素はありますが
サバイバル系のゲームを楽しめる方であれば楽しめるのではないでしょうか。
狂気と疑心暗鬼が渦巻く世紀末的な世界が好き
象が蟻を踏んづけても気にしない(気に出来ない)ようなプレイヤーが沢山います。
この狂気の世界を楽しめるかどうかが鍵になるPCゲームであるとも言えます。
基本的に全プレイヤーが「味方」という概念を持ち合わせていませんので、昨日の敵は今日も敵というスタンスです。
そんなプレイヤー達が持つプレイスタイルこそが、DAYZの世界を面白くしているのかもしれません。
何もかも楽しめる寛大な心を持っている
相手に倒されたらその気持ちを他のプレイヤーにぶつける、相手の嫌がることを進んで行うのがこのゲームです。
ですから寛大な心を持って「この恨みは他のプレイヤーから物資を奪い撮ることで晴らそう」
と思えるならばDAYZを楽しむことができるでしょう。
色々と上記しましたがDAYZはプレイヤーが作っているゲーム、であることは間違いありません。
狂気と混沌と疑心暗鬼に満ちたDAYZの世界へ足を踏み入れてみませんか?