30年以上の歴史を持つ人気鉄道経営シュミレーションゲーム「A列車で行こう」シリーズのなです。鉄道を敷いたり、会社を経営して街を発展させるゲームです。初心者でも楽しめるように3段階にわたるチュートリアルモードもあります。シナリオ数20本以上と長く楽しめるおすすめPCゲームです。
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大人気鉄道経営シュミレーションゲーム
『みんなのA列車で行こうPC』は2016年12月に発売された「A列車で行こう」シリーズの最新作で、
プラットフォームはsteamにて5800円で発売されているゲームです。
本作は2014年2月にニンテンドー3DSで発売されたソフト「A列車で行こう3D」のPC移植版で、
高解像度に改良され、パソコン操作に最適化されたゲームです。
ゲームをスタートすると会社名と代表名を入力してからのスタートをなります。
本作には複数のシナリオが用意されており、初心者には「A列車で行こう」、「循環する都市」、
「未来へ続く軌跡」という本作の基本操作に慣れるためのシナリオが3つ用意されているほか、
中級者以上向けには20本のシナリオが用意されています。
シナリオはゲームを進めていく毎にアンロックされていき、徐々に増えていく仕様になっています。
初心者向けのシナリオ
初心者向けの3つのシナリオのひとつ「A列車で行こう」では道路線路の敷設、駅の設置、運行情報の設定など、
本シリーズを通しての基本的な操作を駆使して行なっていきます。
向上から資源を運送し、随時運んでいくことで、街が徐々に発展していく様子が楽しめます。
「A列車で行こう」を初めてプレイする人はこのシナリオから初めていき、本シリーズの世界観を掴むことが出来ます。
このシナリオでのクリア目標は人口1万人の達成で、マップも小さいため、初心者にはおすすめのシナリオです。
本シリーズでは線路の敷設による運送力と効率のUPが特に重要になってきます。
「A列車で行こう」では最初に2駅分の単線が引かれている以外の線路はなく、プレイヤーは
これを島全体を回る線路を引くことで効率的に資源を運ぶことができ、街の発展に役に立てることが出来ます。
あくまでも「A列車で行こう」のシナリオはチュートリアル的な存在であり、
指示に従っていればクリアすることができます。
徐々に増えて行く機能
「循環する都市」では「A列車で行こう」で使えるようになって機能に加えて
「プラン」という項目が使える様になり、車両の改良が行なえる様になります。
クリア条件も運行距離に加え、経営的な要素を踏まえた設定がなされ、
やるべきことが徐々に増えていき、やりがいが増えていきます。
「A列車で行こう」のマップとは違い、中央に段差が設けられているため、
高架線などを設置する必要があるので、予算に注意しながらプレイを進めていく必要があります。
その分資材向上や木材の素材運搬を行なっての資金調達が出来る様になり、
「A列車で行こう」よりも出来ることがかなり多彩になり、楽しみながらプレイすることが可能になります。
街を発展させて、外の世界から人を街に惹き付けることが、街を発展させるために重要なポイントとなっているので、
線路の敷設の際には資源の運搬効率を考えて設置していくことが求められます。
また、その他にもバスの停留所や進行方向を設定し、バスルートを街中に巡らせるとさらに人口は増えていき、
電車に付いても利用しやすい時間帯に「運行計画」や「営業時間」を設定することで
コスト面でも優良な成績をだすことができ、人口も増えるため、さらに街が発展していきます。
「未来へ続く軌跡」では自由度がさらに上がる
初心者用のシナリオである「未来へ続く軌跡」では、操作方法の仕上げという感じで、
本作で使える基本的な機能はほぼ全てが使える様になります。
それらの機能に加えて子会社が設置できるようになり、他の会社が建てた建物も買収できるようになります。
「循環する都市」のシナリオまでは、線路の先に他の会社の建物があるとそれ以上線路を延ばすことはできませんが、
「未来へ続く軌跡」では最悪の場合、その建物を買収し、潰すことで自由に線路を敷設できるようになります。
このシナリオでのクリア条件は純資産1000億円の突破など、街の発展の他、会社の経営という要素も強くなるため、
適当に街を作るというよりも、収支のバランスを考えながら街を設計していく
経営シュミレーション的な要素も考慮していく必要があります。
3DS版からの変更点
本作のグラフィックはニンテンドー3DSで発売された時よりも4倍近くの解像度で表現されているため、
各種のテクスチャも当時よりかなり綺麗に再現されています。
3DSで発売されたゲームの雰囲気は残しつつ、改良されてのPCゲーム版という感じです。
その他の変更点として、3DSでは時速変更が「早送り」が限界でしたが、
本作ではその一段階上の速度「超高速」が選択できるようになっています。
ある程度コツコツとした単調な作業も必要になってくるので、
早くプレイを進めたい場合にはストレス無くゲームを進めていくことが出来ます。
また、街全体を見渡す時にズーム機能が使える様になっており、街の状況も把握しやすくなっています。
『みんなのA列車で行こうPC』の総評
本作は大人から子供まで楽しくプレイできるほのぼの系のゲームですが、
経営的な要素も含まれてくるため、幼稚園児などには少し難しいかもしれません。
チュートリアルも丁寧に作られており、その他のシナリオでも
各シーンでアドバイスなどがなされるため、迷うことはほとんどないでしょう。
自分なりの感覚で街を作っていき、それが徐々に具現化されていく
街作り系のゲームとしては非常に楽しめるおすすめPCオンラインゲームです。
このPCゲームの基本情報
タイトル | みんなのA列車で行こうPC |
---|---|
ジャンル | 街づくりリアルタイムシミュレーション |
開発元 | ARTDINK |
パブリッシャー | STUDIOARTDINK, Degica |
リリース日 | 2016年12月14日 |
料金 | 5,800円(通常版) |
日本語 | 対応 |
オンライン | 非対応 |
OS | Windows |
スペック/動作環境(Windows)
必須環境 |
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OS: Windows 10, 8.1, 8, 7 プロセッサー: Celeron1.7GHz以上推奨 メモリー: 2 GB RAM グラフィック: DirectX 9.0c対応 DirectX: Version 9.0c ストレージ: 2 GB 利用可能 サウンドカード: Direct Sound対応 |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
鉄道会社の社長となり街を発展させていくシムシティ系シミュレーションゲーム。
同系作品と大きな違いは、街に対して出来ることが鉄道と道路の敷設程度で、
あとは商業ビルや遊園地などの子会社を建設して街と自社の発展を手助けできること位なところ。
シムシティのように住宅地区、工業地区などのエリアを指定して誘致することは出来ない。
路線を整理して人の往来が増えれば、街は勝手に育っていく。
基本的に、ある程度土台を整えたらゲーム速度を最高にして放置するのがプレイ時間の大半になると思う。
見てるだけゲーは、やはり楽しい。
低評価の口コミ
ゲーム自体はいいと思うので、ガバガバUIが一刻も早く改善されることを望みます