ロックマンをリスペクトして作られた2Dアクションゲーム「20XX」。クラウドファンディングで2万ドル以上集まるなど当初から大注目されていた人気オンラインゲームです。ローグライクなど独自のシステム、やり込み要素もあって満足いく内容です。2Dアクションゲーム好きなら見逃せない
同人ゲーム内容をまずは動画でチェック!
ロックマン風のローグライクゲーム
本作はインディーデベロッパーであるBatterystaple Gamesが開発する
『ロックマンX』”風”のローグライクゲーム(ランダム生成ダンジョン)です。
本作は自動生成されるステージでの協力プレイなどが特徴となっており、
『ロックマンX』にかなりの影響を受けていることが伺える作りになっています。
デベロッパー自身も「Co-opローグライクロックマン(Megaman)」という形で紹介しており、影響を受けていることを認めている。
本作は2014年4月に『Echoes of Eridu』というタイトルでクラウドファンディングを行い、
2万ドルを目指したところ、551ドルを上回る20551ドルの資金を集めるなど、当初から大いに注目を集めていました。
見覚えのある2Dアクション
本作はローグライクのため、ボスは同じでも、ステージはランダムに生成されます。
ですので、毎回新鮮な気持ちでゲームをプレイすることができます。
そしてロックマンさながらの溜め撃ちをすることができ、
2Dのグラフィックもロックマンの背景をモチーフにした作りになっています。
プレイ画面の左上には特殊武器のエネルギーとプレイヤー自身のライフメーターが表示されており、
特殊武器の横には武器のアイコンが表示されています。
ステージはロックマンそのものですが、
どこかキャラクターの動きや敵の動きはオリジナリティがあり、憎めない作りになっています。
そしてステージを進んでいくと、途中でモンスターハウスのような敵が次々と出現するエリアがあり、
そのバトルでは右上に条件(ダッシュを使用するな等)が表示され、その条件を満たすとアイテムなど報酬が貰えます。
アイテムゲットでパワーアップ!
ゲームを進めていると、各ステージでパーツが手に入り、キャラの性能が徐々にアップしていきます。
足のパーツ、腕のパーツ、頭のパーツなど様々ですが、部位が同じだとしても、種類が違えば、
パーツによってアシスト系のパワーアップなのか、強化系のパワーアップなのかが変わってきます。
様々なパーツが存在し、ステージを進めるごとにプレイの幅も広がり、ステージが楽しくなって来ます。
また、ボス前の廊下もロックマンに酷似しているため、長い廊下がボス戦の手前にあります。
ボス自体も後半になるにつれて徐々に強くなっていき、ゲーム自体の難易度もグンッと上がります。
そしてボス戦に関してですが、ロックマンと同様に各ボスに合わせて弱点となる武器が存在しているので、
ボスと武器の相性を確認しながら使用していきましょう。
ボスステージクリア後の選択が重要!
ボスステージをクリアするとご褒美タイムです。
特殊武器かキャラの強化のどちらかが選べるので状況に合わせて選択していきましょう。
最初のうちは重点的にキャラの強化を行なっていくとステージ攻略を有利に進めていくことができます。
特殊武器は複数セットできるのですが、特殊武器自体のエネルギーは1本で、
違う武器を使用しても、同じメーターが共通で減少するので使いどころは考える必要がありそうです。
ステージはランダム生成ですが、ボスと同じく、ステージも後半になるに連れて難易度が上がっていきます。
また、ステージはクリアするタイムが早ければ早いほど、ご褒美が貰えるシステムになっているので、
スタイリッシュにステージをクリアしていきましょう。
バラエティに富んだメイン画面
またステージクリア後、基地のようなメイン画面に移動できます。
右に進むとステージへ進む装置があり、左がアイテムショップとなっています。
アイテムショップではお金ではなくナットを使うことでアイテムを購入することができます。
ロックマンではネジなので、これもかなり影響を受けていますね。
メイン画面ではショップなどの他に他のキャラとチェンジできる装置もあり、
ロックマンで有名なフォルテ”風”のキャラも使えたりします。
また、メイン画面から選べるステージは、ノーマルステージの他、
落ちたらそこで終わりのモードや、縛りプレイのできる難易度高めのステージなど様々あります。
オンラインのマルチプレイにも対応しているため、仲間と協力して進めるのも良いでしょう。
良い点、悪い点
ロックマンファンはかなり楽しめる内容になっています。
VRや高グラフィックのゲームが続々発売する中、こういった2Dゲームは逆に新鮮で楽しめます。
また、ロックマンにはない独自のシステムややり込み要素もあり、
ゲームバランスが本家より崩れている分、楽しみがいがあり、コアなファン向けになっています。
ちなみにBGMもロックマン風です。
難点としてはもっとオリジナリティを出しても良かったんじゃないかなという部分があります。
ただ、尋常ならぬロックマンへの崇拝加減は楽しめると思います。
正規のロックマン遊んでみたいなと思った人は、「ロックマンクラシックコレクション」についても
当サイトでは紹介しているので、参考にしてみてください。
年齢問わず楽しめる一品で値段も15ドルとお手頃なので一度プレイしてみてはいかがでしょうか。