ELEDEN RINGの公式トレーラー映像
「ELEDEN RING」2022年のオープンワールドRPGタイトルは既に決したか。
PS5、PS4、XBoxシリーズ、Steam(PCゲーム)で配信される2022年2月にリリースされた新作ダークソウルファンタジーのELEDEN RING。
本作は、DarkSoul、Bloodborne、SEKIROなどを開発したフロムソフトウェアの最新作となっており、ゲーマーにとって非常に注目されているタイトルとなっています。
フロムソフトウェアといえば、かつて数々の「死にゲー」を開発してきたデベロッパーです。
高難易度で腕に覚えのあるゲーマーでも、そう簡単にはクリアさせてもらえないやり込み要素があり、
またそれこそが戦闘時の緊張感と、クリアした時の達成感が得られるとユーザーから熱い支持を得られているダークファンタジーゲームの金字塔ですね。
何度も死んで何度もリトライすることを前提に設計されており、前作ダークソウルは困難な難易度でもプレイし続けた方もいる一方で、
途中で挫折してしまったユーザーも少なくなかったかと思いますが、本作「ELEDEN RING」もフロム節は炸裂しており、「死にゲー」設計になっています。
フロムソフトウェアの作品であることから「約束された神ゲー」とも言われている本作。
国内、海外ともに世界がもっとも今注目しているタイトルで、Steamの売上ランキングでも上位をエルデンリングが飾っています。
そんなELEDEN RINGですが、映像を見る限りでは、
これまでのダークソウルなどと近い世界観を感じ取れますが、
具体的にはどういった点が特徴となっているのでしょうか。
同じフロムソフトウェア開発のダークソウルと比較されることも、
多い作品であることから、本記事でもダークソウルと比較しながら解説していければと思います!
フロムソフトウェア初のオープンワールドゲーム(公式ではオープンフィールドと表記)
フロムソフトウェアの作品といえば、ダークソウルなどは入り組んだ複雑なダンジョンを攻略して最後に強すぎる高難易度のボスを倒す。
いわゆる一本道ゲームの印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。
ところが本作では、フロムソフトウェア初のオープンワールド型のゲーム設計となっているとのこと。
(オフィシャルではオープンフィールドと明記されていますが、広義の意味でシームレスにマップを移動できる点から便宜上オープンワールドとここでは呼ばせてもらっています)
マップの移動は、霊馬を召喚し乗馬して移動することにより広大なマップながら比較的快適に移動できる設計となっており。
また「祝福」(ダクソでは篝火に該当)と呼ばれるポイントで他の祝福ポイントにテレポートできたりと、
シームレスではありながら広大なマップを考慮して移動については親切な設計となっているようです。
また、ダークソウルとの違いは、本作ではオープンワールドということで、
自由度が重視されており必ずしもボスを倒さないと次にいけないというわけではなく、避けていくことも可能な設計となっています。
好きなボスを好きな時に倒しにいけば良いというのはオープンワールドの魅力かもしれないですね。
でもダークソウルファンの期待にはしっかりと応える!ダンジョンはがっつり!
フロムソフトウェアの魅力といったら、やはりダンジョン。
作り込まれた複雑ながらもやり込み要素満載のダンジョンはダークソウルファンにとってはフロムソフトウェアに期待してしまうのではないでしょうか。
本作はオープンワールドで広大なマップを移動できるということから、ダンジョン性は薄れてしまったのではないかという不安の声もあるようですが、
マップ内では至る所にダンジョンが用意されており(ちなみにダンジョンに侵入したら霊馬という馬での移動は不可能になります)
ダンジョン内ではダークソウルの時と同様に探索しながらステージを進行していく形となります。
全体として、ユーザーがやり込みたい部分に重点を置き、移動等の作業は簡略化してくれている
ユーザーにとって「移動」というものは、初めはマップの美しさを感じ取れたりただ移動するだけでも楽しいものなのですが、
本作のように死にゲーとなると何度も同じ地点から復活して同じ場所を移動して…となると少々プレイする上で苦痛に感じてしまうユーザーも少なくないことでしょう。
しかし、本作では、「作業感」を軽減してくれた作りになっているのが特徴として挙げられます。
先述した通り死亡時には近くのチェックポイントから復活できたり、霊馬をいつでも召喚でき、馬に乗って移動が出来たり、
また本作では戦闘時以外にはスタミナ消費がなく永遠に走り続けることが出来たりと、比較的親切設計です。
戦闘時には高いアクション性を楽しみ、何度も死にながら自分なりに攻略法を考え、手強いボスを倒した時の達成感は味わえる一方で、
オープンワールドになったことで簡略化できる部分はうまく削ぎ落としてくれているといった印象を筆者は受けました。
フロムソフトウェアの作品は筆者も過去プレイしてきた身ですが、本作も腕に覚えのあるゲーマーであれば挑戦するしかない、そんなゲームと言えるのではないでしょうか。
オープンワールドで楽しめる他のMMORPGとは違い、フロムソフトウェアの作品は基本的に、
「ヌルくない」ので購入する場合にはそれなりにやり込む覚悟を持って購入されることをおすすめします。
注意 本作「ELDEN RING」に限らずフロムソフトウェア作品は「死にゲー」であることは忘れてはいけません。
先述してきた通りですが、本作「ELDEN RING」はゲーム初心者の方にははっきり言っておすすめは出来ない作品です。
しかし腕に覚えがある、または高い難易度のゲームに対してクリアする達成感を味わっていきたいといったやり込めるゲームをお探しのユーザーには最高にハマる作品作りになっています。
最終更新日:2022年10月6日 (運営者情報)