ネトゲ全盛期と現在のネトゲは変わった?2000年代と現在のゲーム文化は明らかに違うんじゃないか

皆さん、「ネトゲ全盛期」と呼ばれていた頃の時代をご存じでしょうか。

一般的には2000年代前半~中期ぐらいをネトゲ全盛期と考えるゲーマーが多いようですが、現代2018年になった今からネトゲを振り返ってみると、当時のネトゲと現在のネトゲでは変わった点も多くあるのではないかと思います。

そういうことで、今回の記事では当時2000年~2005年あたりのネトゲと現在のネトゲを比較する記事を作ってみました。

昔のネトゲ時代を知っている方は「そんな時代もあったなぁ」と、
昔のネトゲ時代を知らない人は「へ~」と読み流してもらえればと思います。笑

 

ネトゲ全盛期の頃のネトゲと現在のネトゲを比較して明らかに違う点。

ネトゲ全盛期と現在のネトゲでの変わった点について思い合わる項目をいくつかリスト化してみました。

  • ネトゲを楽しめるデバイスが多様化した。
  • 昔に比べてライトゲーマーが増えた。昔は「ネトゲ廃人」が社会的に問題視された。
  • 重課金ゲーム、マゾゲーが昔ほどではなくなった。
  • ゲームが多様化したことからユーザーの選択肢が増えた。

これらについて、筆者の当時の体験も合わせて、詳しくこれから解説していきたいと思います。

 

ネトゲを楽しめるデバイスが多様化した。

2000年代前半というのは、オンラインゲームと言えばPCで遊ぶものが一般的でした。現在では、PS4やSwitchなどの家庭用ゲーム機でオンラインゲームを当たり前のようにプレイすることができますが、当時はコンシューマーゲーム機で遊ぶものと言えば、オフラインゲームが当たり前で、通信プレイなどをプレイしているのは、コアなゲーマーであったように記憶しています。

また、マルチデバイス型のゲームも増えてきて、その代表例としてPSO2は元々PCゲームとしてサービスを開始しましたが、顧客獲得のためにPC以外のデバイスでもプレイできるようマルチデバイス展開され、PS4、Switch、VitaなどでもPSO2をプレイすることが現在ではできます。

また、PS4とPCについては同一サーバーでプレイすることもできる(PCプレイヤーとPS4プレイヤーが繋がれる)ため、実質はどちらでプレイしてもディバイスが違うだけで同じ空間でゲームを楽しむことができるようになりました。

こういった変化からもあらゆるデバイスからオンラインゲームを楽しめるようになったことは大きな変化だったように思います。

ちなみに、2000年代に大きく流行ったネトゲといえば、MMORPG系が多かったですね。パズドラの会社で有名なガンホーが運営していたラグナロクオンラインの人気は特に国内では凄かったようです。この辺のMMORPGは現在でもPCゲームのみで運営されているゲームが多いですね。

特に韓国産のMMORPGは現在もPCでしかプレイできない作品が多いように思います。当サイトでもおすすめしているMMORPGの黒い砂漠はPCでしかプレイできないネトゲですしね。

 

昔に比べてライトゲーマーが増えた。昔は「ネトゲ廃人」が社会的に問題視された。

これは先ほど説明したデバイスが多様化したことが大きな要因じゃないかなと筆者は考えています。一昔前のネトゲユーザーといえば、今よりもずっとコアなゲーマーが多くて、アングラなイメージが強かったように思います。

丁度この頃、MMORPGをプレイしていたユーザーの一部が「ネトゲ廃人」ということで社会的問題になったことがありました。1日10時間以上ネトゲをプレイする日々を送っているユーザーも居たんですね。筆者も休日は1日中MMOをプレイしていた頃もありましたが…笑

一般人の考えからすると、1日中ゲームをするというのは相当に異常なことのように捉われていると思います。実際そうだと思うんですが、当のネトゲ―マーにとっては、ネトゲの中にはコミュニティがあり、そのコミュニティ間では自分に役割があり、ネトゲの中で何か仕事をしているような感覚があるんですよね。なんでゲームの中でも仕事しなきゃいけないの!って感じなんですが…。ギルドなどに入ると長時間の共同作業があることは当たり前で、結果的に1日ゲーム生活になってしまうことは自然なんですよね。

ただ、現在では、こういったゲーマーは昔よりも減っているのではないかと思います。一日中ソシャゲをしている友人も何人か知っていますが…苦笑

おそらく、MMORPGといえば、パーティで1日中ゲームに拘束されてしまうようなイベントが普通にあるわけなんですが、MMORPGを深くやり込んでいるユーザーの数自体も減り、また運営側もMMORPGは昔よりもソロプレイで楽しめるコンテンツを増やしたことにより、PTで長時間拘束されるということはなくなってきたのかなと思います。

余談ですが、「ボトラー」という言葉をご存じでしょうか。丁度ネトゲ廃人をいじる言葉として、「ネトゲプレイ中に席を外す時間は効率が悪いから、デスクにペットボトルを置いておいて、それを使用して用を足すことで効率化を図る徹底的な効率主義ネトゲーマー」のことを言います。笑

冗談だと思っていたら、本当にボトラーというのは存在していたようで、これもまた驚きですね。

 

重課金ゲーム、マゾゲーが昔ほどではなくなった。

いつの時代も運営というのは叩かれる存在というのは不変です。笑

でも、実際のところ課金システムやゲームシステムそのものの良心度はネトゲ全盛期の頃に比べてかなりマシになっているように筆者は感じています。

現在のネトゲはライトユーザーでも十分に楽しめるようにコンテンツ作りがされています。また新規ユーザーを増やすための努力を運営が積極的に行っているため、むしろ後発組は優遇されることが多いです。(後発組の新規参入者向けに経験値2倍イベントを行ったり)

ネトゲ全盛期のネトゲというのは、「ネトゲ廃人」をベースにゲームシステムを作り、課金システムを作っていました。基準がネトゲ廃人向けだったのです。ライトユーザーからしてみたらマゾゲーどころか無理ゲーです。

具体的にネトゲ全盛期の頃のゲームシステムがいかにマゾだったのかをご説明します。

 

ネトゲ廃人でも十分にやり応えのあるゲームシステムを作る。

しかし、ネトゲ廃人はそれを課金力と多大なる時間でカンストしてしまう。

運営はレベル上限を挙げたり、新たなやり込みコンテンツを作る。

それですら、ネトゲ俳人は課金力と多大なる時間でカンスト。

 

基本的にMMORPGなどのやり込み系ゲームは、この繰り返しです。運営はネトゲ廃人が増え、レベルをカンストしたユーザーが増えると、ユーザーを離脱させないよう新たにやり込み要素を追加します。(レベル上限をLv50⇒Lv55に変更したり)

しかし、それにすらネトゲ廃人は追いつく。そして運営はさらにゲーマーにやり込ませる。こういった鼬ごっこを繰り返していった結果、ネトゲ廃人向けのネトゲが完成します。

しかし、ネトゲの最もゲームバランスが最も保たれていた時期というのは、大抵の場合はゲームサービス開始時の新作オンラインゲームである時です。

ネトゲ廃人向けにどんどん難易度を上げていきオンラインゲームはゲームバランスが次第に悪くなっていくのです。

新規参入者はたとえやり込んだとしても、決してネトゲ廃人に勝てることはありません。しかも、MMORPGの場合、自分より上の相手に「運よく勝てる」ということはまずありません。100%勝てないのです。全くステータスの高さが違いますから。

こういったゲームシステムの先に、ネトゲ廃人は負けじと食いつき、ネトゲに多くの時間を注ぐことになるんですね。

 

また、課金システムもこれと同様のことが起こります。サービス開始からゲームバランスを崩壊させるほどの課金ゲーになるネトゲなんてそうはないと思います。(あったら教えてほしいです)

ゲームバランスを崩壊させてきたのは、悲しいかなそのゲームを誰よりもプレイしてきた廃人ゲーマーの努力と課金力です。なぜなら、廃人ゲーマーが増えれば増えるほど、運営の課金システムは、その廃人ゲーマーの中で差別化できそうな課金アイテムを登場させるからです。

廃人ゲーマーとしては、たとえその課金アイテムの料金が高かろうが安かろうが、その課金アイテムを買わなければ他のヘビーユーザーに勝てないとなれば、買わざるを得ない状況になります。ネトゲ廃人にとって課金アイテムは生活必需品なのです。

生活必需品の価格が上がっても、ヘビーゲーマーは買います。だから運営側はさらなる課金アイテムを登場させる。気が付けば、ライトゲーマーは置いてけぼりです。こういったことは何も珍しいケースではなく、10年前のネトゲ、特にMMORPGでは横行していたように思います。

一方で、最近のネトゲ事情と言えば、こういった重課金システムや廃人ネトゲ―マー向けのゲームシステム調整は、結果的に新規参入者を置いてけぼりにして、長期的なゲームの収益性を考えた場合に、ビジネスとしてうまく行かないことを運営も理解しており、課金アイテムも「課金しなくても努力すれば何とかなるけど、あったら便利な補助アイテム」という立ち位置のゲームも増えているように思います。(昔からサービスしているMMORPGは知りませんが)

その点でも、10年ぐらい前にネトゲを少しだけプレイしたけど、置いてけぼり感を感じてすぐにやめてしまった。というユーザーは今のネトゲをちょっとだけプレイしてみて欲しいと思います。昔よりも随分と初心者は歓迎されている印象を受けるかと思いますよ。

 

ゲームが多様化したことからユーザーの選択肢が増えた。

ゲームはこの10年で大きく成長しました。20年前から10年前にかけてのゲームの成長も凄かったですが、10年前に今のゲームを想像できたかと言われても、難しいのではないかと思われます。

ここ10年のゲーム成長は、グラフィック面は勿論ですが、何よりもゲームが多様化したことが挙げられるんじゃないでしょうか。

考えてみれば、10年前と言えば、ゲームの種類も少なかったですよね。今ではアクションゲームも、PUPGなどのサバイバル系のゲームが生まれることは10年前に想像するのは難しかったと思います。BF4やCoDなどの昔からある王道系は今でも一定の人気を博していますが、ジャンルそのものが広がったと思います。

MMORPGだって、10年前は韓国産の硬派な西洋世界観のものが一般的だったですよね。筆者が昔プレイしていたゲームオン社の「RF online Z(現在はサービス終了)」というMMOPRGだって西洋風とSFを複合したような世界観でした。

でも、現在のMMORPGを見てみると、セブンスダークやアルピエルなどはアニメチック系のMMORPGで、「かわいい」を前面に押し出した形のネトゲもありますし、ソウルワーカーのような「ダークファンタジーなダンジョン系」オンラインゲームもあります。

こういった色々なコンセプトのゲームが登場したことによって、ユーザーはより自分の趣向に合ったネトゲを選択できるようになってきました。テレビ番組と同じで昔は「みんなこの番組を見るのは当たり前」的な番組があったと思いますが、今はそういった番組もないですよね。むしろ筆者の家にはテレビすらありません。笑

それぐらいゲームも多様化してユーザーは選択できる時代になったのかなと思います。

ただ、多様化したことによって数多くのネトゲがこの10年でサービス開始しましたが、その多くは短命に終わっているようにも思います。ニッチなユーザーを狙って作ったネトゲというのはその限られた特定のユーザーに飽きられた地点で終わってしまうため短命になりやすい印象です。

特にソシャゲなどはユーザー獲得合戦がすさまじく、またかなりニッチなユーザーを狙ったゲームも数多く存在していますよね。もはや誰得だよって突っ込みたくなるようなソシャゲもあったりなかったり…

 

まとめ

筆者も長くネトゲをプレイしてきましたが、この10年での変化は大雑把にはこんな感じだったかなと思います。もちろん、細かい点を挙げていけばまだまだ変化した点はあると思いますが、総じていえば、10年前よりもネトゲは多様化し、ライトユーザーでも楽しめるお手軽なものになったという印象です。

ネトゲ離れしてしまった方も、今一度、ネトゲをプレイしてみてはいかがでしょうか。今のネトゲは10年前のネトゲとは違うかもしれませんよ?

 

最終更新日:2020年3月15日 (運営者情報)