サッカーの監督となり、チームをトップに導くシミュレーションゲーム『Football Manager 』実際に選手を動かしてプレイするわけではないのですが、監督としての業務はほぼ全てでき、もちろん選手たちのステータスは2018年最新版に更新済み!現在は「Football Manager2019」が公開済み!
※本記事では「Football Manager2018」を紹介しています。
現在は「Football Manager2019」が公開済みです!
まずはこのサッカーゲームのプレイ動画をチェック!
プレイヤーはマネージャー
『Football Manager 2018』はサッカーチームのマネージャーとなってチームを運営し世界一を目指すシミュレーションゲームです。
手がけるのは本シリーズを始めとしたスポーツゲームのマネージメントゲームを開発している「Sports Interactive」というイギリスの開発会社、パブリッシャーはセガとなっています。
海外では本シリーズはメジャーな作品で、サッカー選手のデータを分析する企業やサッカーチームに選手データを提供するといったことも行っているほどです。
ただメジャーといってもそのゲーム性は非常にマニアックなものとなっており、通常のサッカーゲームとは色々な面で違った作りとなっています。Steamにて4,980円で発売中の本作についてじっくりと見ていきましょう。
操作できるのはマネージメント部分だけ
一般的なサッカーゲームというと試合を行い自分で選手を操作し、白熱した試合を楽しむといったゲームシステムになっているものです。
ただ本作では自分で選手を動かすことはできません。プレイヤーは選手の操作ではなくチームの運営だけを行うことができ、試合は観戦するものであり指示を与える場でしかないのです。
このPCゲームはあくまでもシミュレーションゲームでありスポーツゲームではありません。ですがだからといって退屈ということはなく、チーム運営の楽しさを十分に味わうことができるはずです。
有志のModで日本語化
本作は公式には日本語に対応していないので、日本語でプレイしたい場合にはSteamのWorkshopにある有志作成の日本語化Modをサブスクライブしておくと良いでしょう。
もちろん英語でプレイすることもできるのですが、文章量が途轍もないので日本語化しておいた方が無難です。本作では日本語化をするMod以外にも多種多様なModが作られているので、これを機会に色々と見てみるのも面白いかもしれません。
監督の設定から始まる物語
メインとなるゲームモードのCareerモードで遊ぶ場合、まずは自分が就任したいチームを選び、いくつかの設定を行ったらゲームが始まります。そしてまず行うのはプレイヤーの分身である監督の見た目と能力の設定です。
監督の見た目は「生年月日・身長・体重・肌の色・髪型・服装」といったものを自由に選ぶことができ、名前や国籍、出身地に加え好きなフォーメーションも選択可能。
さらには写真から3Dのモデルを作り出すことだってできます。思い描く理想の監督像をぶつけてみましょう。
能力の設定としてはコーチング能力とメンタルのパラメータを調節することができます。コーチング能力の項目としては「攻撃指導・守備指導・フィットネス指導・戦術指導・技術指導」などがあり、メンタルの項目には「環境適応・若手選手の知識・規律性」などが存在する形です。
一見しただけでは分からないため、デフォルトでバランスを取っておいてゲームを始めてしまった方が良いかもしれません。
多岐に渡る責務
ゲーム本編はメール画面から始まります。この時点で本作がマネージメントを主とするゲームであることを予感させるでしょう。
ともかくメール画面にはいくつかメールが来ているのでチェックしてみると、チームの会長から歓迎のメールが来ているはずです。
そう、本作はあくまでも雇われマネージャーとしてプレイするのであって、上には会長という大きな存在がいます。
さしあたって着信メールでチェックしておきたいのが責務に関するもの。このメールを開くと各役職についての責任者を変更することができます。そしてこの役職、無数にあるのですがその中からいくつか以下にみておきましょう。
選手を探してオファーを出す
トップチーム選手との新契約交渉
ユースチーム選手との新契約交渉
スカウティングチームの割り当てを決める
スカウトが探した選手の情報を更新する
…などなど
これらの役職につけるのは「監督・フットボールディレクター・ユース育成責任者・アシスタントマネージャー・取締役」などとなっています。自分で全ての責務を果たすことも可能ですが、あまりにやる事が多いので適度に別の人物へ任せるのが良いかもしれません。
選手の役割を詳細に設定可能
戦術設定の画面ではフォーメーションや選手の配置をすることができ、控えの選手も設定できます。
ですが自由に配置してもそれが選手のベストな役割とは限りません。選手のポジション適正は配置すると表示される円状のアイコンで分かるようになります。
より適している配置だと緑の円が表示される形です。
そして例えばミッドフィルダー1つを撮ってみても、その役割は様々です。標準的なセントラルはもちろん、プレスをかけてタックルを強くかけるボールウィニングや、ある程度ポジションを離れても良いボックストゥボックスといった役割を担わせることができ、選手の適正はそれぞれ異なっています。
同じミッドフィルダーでも別の役割を果たすと適正があったりするのです。またチーム全体への精神的な傾向としてメンタリティを守備的なものから攻撃的なものまで設定することができ、陣形もポジションをキープさせるかある程度自由にさせるか、といったことが決められます。
選手の適正を考えつつチームの傾向を決める場面は正にマネージャーの腕の見せ所といえるでしょう。
マネージメントの醍醐味が味わえるPCゲーム
『Football Manager 2018』はサッカーチームのマネージャーになることができるシミュレーションゲームです。設定できる項目は詳細で、その数は膨大。初試合に到るまでに無数の仕事をこなすことができるでしょう。
非常に入り組んだ作品ですが、知れば知るほど面白くなるはずです。特に海外のサッカー選手やチームが好きで彼らのマネージメントをしてみたいという方にとってはこれ以上無い作品となるでしょう。
このPCゲームの基本情報
タイトル | Football Manager 2018 |
---|---|
ジャンル | サッカーシミュレーション |
開発元 | Farsky Interactive |
パブリッシャー | SEGA |
リリース日 | 2017年11月10日 |
料金 | 4,980円 |
日本語 | 対応(MOD) |
オンライン | 対応 |
OS | Windows,Mac |
スペック/動作環境(Windows)
必須環境 |
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OS: Windows Vista (SP2), 7 (SP1), 8/8.1, 10 (1703/Creators Update) – 64-bit or 32-bit プロセッサー: Intel Pentium 4, Intel Core or AMD Athlon – 2.2 GHz + メモリー: 2 GB RAM グラフィック: Intel GMA X4500, NVIDIA GeForce 9600M GT or AMD/ATI Mobility Radeon HD 3650 – 256MB VRAM DirectX: Version 9.0c ストレージ: 7 GB 利用可能 |
このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)
おすすめ・高評価の口コミ
前作2017と比べてUIと試合映像が大きく変化。
特に目につく変化が選手の怪我周りですかね。
練習の強度や直近の試合中の走行距離+怪我歴で怪我リスクが変動。
一週間の試合予定とにらめっこしつつきっちりローテ回さないと細かい怪我連発になるという妙にリアルな機能が実装されました。
低評価の口コミ
2017と同じ環境でプレイしているがPCを巻き込んだフリーズを数回経験している。これはこのゲームが起因する可能性が高いと感じている。実際、更新のコメント欄にはcrashやslowなどの単語が並ぶ。なお、フリーズは試合中でないところで発生しているので純粋にバグを内包している可能性が高い。
現時点では安定するまで見合わせてセールで購入するというのも良いと思われる。