「バイオハザード7」言わずと知れたホラーゲーム最凶の最新作!シリーズの原点回帰でホラー性を徹底追及!

ホラーゲームの最高傑作「バイオハザード」の最新作!原点回帰を謳った第七作は今までのシリーズよりも圧倒的な恐怖がプレイヤーを襲います。鮮明になったグラフィックで恐怖度もより増しました。過去作を遊んでいなくても楽しめるので、ホラーゲーム好きなら!!

 

CM映像で恐怖の一端を体感してみよう!

バイオハザード7ってどんなホラーゲーム?

シリーズを遊んだことのない方でも、「バイオハザード」の名前を聞いたことのある方は少なくないでしょう。

1996年にカプコンより発売した大人気ホラーアクションアドベンチャーゲームです。

ゾンビやウイルス感染した獣と戦う有名な作品ですね。

 

その7作目となる人気PCゲーム「バイオハザード7」。

原点回帰とも呼べる作りとなっており、シリーズの中でも屈指の人気を誇る

「バイオハザード1」の雰囲気が忠実に再現されています。

 

シリーズを重ねると、どうしても目新しさが必要となり、

ゾンビが銃を撃って応戦してくるような作品もありましたが、本作は違います。

 

今何が起きているのか分からない、これからどうなるのか分からない。

状況も事態も何一つ理解が及ばない中で進まなければならない、人間の本能に訴える作品です。

理不尽で不条理な世界観

本作のストーリーは、主人公が3年前に行方不明となった妻から

「迎えにきてほしい」という連絡を受けたことから始まります。

 

指定された廃屋に行くと、主人公は突然妻から襲われ、

しかも廃屋の住人である人物より家族になることを強要されるのです。

 

妻に一体何が起こったのか。

何故この廃屋の住人と家族にならなければいけないのか。

唐突にそんな非日常に放り込まれたところから、バイオハザード7はスタートします。

 

この圧倒的に理不尽で、それでいて理解が及ばない恐怖感こそが

本作のホラーゲームとしての最大の特徴です。

ただでさえ不気味な雰囲気の中、襲い掛かってくる本作の敵「モールデッド」も恐いのなんの。

 

「ゾンビ」と言われれば人間の腐ったような姿でこちらを噛みついて感染させようとしてくる

といった様々な作品で思い起こさせるゾンビとしての型がありますが、本作はそうではありません。

 

「モールデッド」という存在は何なのか、一体何故戦わなければいけないのか。

それすら分からない状況で襲われるのは、恐怖心を煽り戦闘に緊張感を生み出します。

 

持っている弾薬が少しずつ減っていくのも、精神的に辛い演出です。

扉を開けると目の前に「モールデッド」が立ってたりするので、思わず声を上げてしまうかもしれません。

映像技術の頂点に位置する圧倒的グラフィック

初代バイオハザードを思い起こさせる作りとなっている本作ですが、

バイオハザードはもう20年も前の作品ですので、当然テレビゲームが表現できる技術も向上しています。

 

その最たるものがグラフィックでしょう。

ゴキブリやムカデが画面から飛び出してきそうな程にリアルなグラフィックで表現されており、

TPSからFPSになったのも相まって実際に遭遇した時のインパクトは

過去のシリーズとは比べ物になりません。

 

フィールドもホラーテイストとして全体的に暗く、闇の中に何か潜んでいるかもしれない、

一歩進んだら敵が出てくるかもしれない、という本能に訴える暗闇を演出しています。

アクションゲームとしての要素も満載

バイオハザードシリーズはプレイヤーに恐怖を与えるホラーゲームとしての側面の他に、

敵やボスを倒していくアクションゲームとしての側面も持っています。

ただ未知の生物や状況に襲われるだけではなく、

それに立ち向かってゲームを攻略していきましょう。

 

基本的にはハンドガンを使って戦うことになりますが、

ハンドガンには弾数に制限があるためむやみやたらと撃ち続けるわけにはいきません。

敵に襲われた時、弾の残りが30ある時と1つもない時とでは絶望感も違いますからね。

 

そのため、ナイフ、手斧、バールなどの様々な武器を使い分けて戦っていくことも必須となります。

ハンドガンよりも接近しなければ攻撃を当てられない分、

未知の生物に対して接近しなければいけない勇気と度胸が必要になりますので、

プレイヤーの個性が顕著に表れる場面ですね。

 

弾数は足りるのか、次に襲われたら無傷で切り抜けられるだろうか、という恐怖感も

アクション要素でありながら本作のホラー要素を強調する大切な作りとなっています。

過去作を遊んでいなくても楽しめる?

本作はナンバリングタイトルの7作目という位置づけではありますが、

他の作品を遊んでいなくても十分に満足できる内容となっています。

他作品との繋がりも極々僅かなので、

他作品のストーリーを知らなくても話を理解することはできますし、

過去作の専門用語が出てきてよく分からない、ということもありません。

 

過去作を想起させるような謎解きは少しだけありますが、

それも過去作を知っていればニヤリとできるようなおまけ的な意味合いもあり、

過去作を知っていなければ楽しめないという要素にはなっていません。

本作だけで物語は完結していますので、是非シリーズ初心者の方も遊んでみてください。

 

過去作も気になる!という人は、wikiの方からシリーズを知ってみるもいいかもしれませんね。

ホラーゲーム好きは見逃せない一作!

本作のキャッチコピーは「すべては恐怖のために」となっており、

その名の通りあらゆる恐怖がプレイヤーを襲います。

 

ストレートな暴力による恐怖。大量の虫に襲われる生理的な恐怖。

罠にかかり神経を締め付けられる恐怖など、様々な形の恐怖と出会うことになるでしょう。

 

恐怖の種類が多種多様である分、本作はプレイ中に怖さに慣れる、

ということが一切ありません。

一つの恐怖を乗り越えれば、また別の恐怖に襲われるため、

エンディングまでプレイヤーを怖がらせ続けるでしょう。

ホラーゲーム好きな方はプレイしなければ損と言える、非常に面白いPCゲームです。