謎の少女をガイドして廃墟を探索するパズルアクションゲーム!廃墟の果てにある結末にあなたはたどり着けるか・・・

独特な雰囲気が魅力的なパズルアクション「htoL#NiQ: The Firefly Diary」!ホタルノニッキと読む本作は、独特なヴィジュアルと、ゲーム性にマッチしたBGMで唯一無二の雰囲気を作り出しています。雰囲気ゲーが好きな方や繊細なBGMが好きならおすすめのPCゲームです!

 

 

まずはこのゲームのPVをご覧ください!

 

アクションパズル作品

 

『htoL#NiQ: The Firefly Diary』は2014年にPlaystation Vita用に発売された

日本版のタイトル『htoL#NiQ -ホタルノニッキ-』のsteamにおけるPC版です。

 

日本語にも対応しているので安心してプレイできるタイトルです。

開発は『魔界戦記ディスガイア』シリーズで有名な日本一ソフトウェアなので

ゲーム設計からきちんと練られた繊細なゲームとなっています。

 

少女をガイドしながら廃墟を探索していくという2Dスクロールのアクションパズルな作品で、

独特なヴィジュアルも相まって多くのユーザーから支持されました。

 

廃墟の中で目覚めた少女


主人公はシカのような角が生えた少女「ミオン」です。

廃墟の中で目覚めたこと意外は誰も何も分かりません。

一切前後の事情が分からないためとにかく廃墟を探索するしかない状況です。

 

プレイヤーはミオンをガイドする「ホタル」となって操作をすることになります。

ホタルが行く方向へミオンも移動するので、ミオンを先回りして誘導する形で探索していくわけです。

 

ただその行く手には様々なオブジェクトがありミオンの歩みを阻んできます。

そうしたオブジェクトを利用したり避けたりしつつ廃墟の奥へと進んでいきましょう。

なおゲームが進行するとホタルの他に「カゲホタル」を使うことができるようにもなります。

カゲホタルは影の世界でオブジェクトの影を経由して移動することができ、

 

また明示されているポイントに働きかけることができるので

進めない場所もカゲホタルの力を使えば進めるようになるかもしれません。

ホタルとカゲホタル、2つの力を駆使しながらミオンを導いていきましょう。

 

謎めいたミオンの過去


ミオンの過去はスタート時には一切分かりません。

ですがステージ上に点在しているピンク色の「芽」を取得することで

 

記憶の欠片を見ることができるようになります。

進んでいくにつれミオンがどのような存在であるかが明らかになっていくでしょう。

 

1つ1つの記憶の欠片は断片的で想像を掻き立てるだけですが、

全ての記憶の欠片が揃ったとき、どのようなストーリーが紡がれるのか気になるところとなります。

巨大な怪物から逃げ回れ

基本的にはパズル要素の強いアクションゲームなのですが、

一部アクション要素の強い部分も取り入れられています。

 

それは特に巨大な影の怪物に追われているときです。

巨大な影の怪物はミオンを狙い道中のオブジェクトを破壊しながら向ってきます。

 

もちろん怪物にミオンを接触させてはなりません。

そのため常に怪物から離れるよう誘導する必要があるわけです。

さらに、怪物のスピードは速いため何らかの対策を打たねば追いつかれてしまうでしょう。

 

そんなときに役に立つのがカゲホタルとなります。

フィールド上のオブジェクトをよく見ると

カゲホタルが作用できるポイントを見つけることができるはずです。

 

逃げつつ攻めるといった複雑な操作が要求されるように思えるかもしれませんが、

カゲホタルを操作しているときは時間が停止するのでじっくり考えることが可能となっています。

やはり基本はパズルゲームなのです。

 

淡白なヴィジュアルとアンビエントなBGMも魅力


『htoL#NiQ: The Firefly Diary』の分かりやすい魅力の1つがヴィジュアルです。

儚げな水彩タッチで描かれたミオンはもちろん、背景からオブジェクトまで

一貫したアートスタイルが貫かれていて全体的に調和していますし、

ミオンのデフォルメされた3頭身のフォルムもかわいらしいものです。

 

また、近景、中景、遠景を意識したステージも美しく

ヴィジュアルについて良く考えられているのが分かります。

 

 

それからBGMもゲームとマッチしています。

アンビエントで落ち着いたBGMはまずアクションパズルというゲーム性に相応しく、

ヴィジュアルの繊細さにも良く合っているのです。

 

ミステリアスな雰囲気と不安定な調、ノイズといった様々な要素が組み合わさり、

正に「htoL#NiQ: The Firefly Diary」のための音楽に仕上がっていると言えるでしょう。

 

ヴィジュアルとBGMという要素はゲームの中心的な要素ではありません。

ですがゲームの印象を左右する事もあるほど、とても大事なパーツです。

この点を疎かにしていないという意味で本作はやはりしっかりとしたPCゲームと言うことができるでしょう。

 

いつの間にか深みに嵌まっているゲーム


『htoL#NiQ: The Firefly Diary』は雰囲気が秀逸なアクションパズルゲームです。

繊細な世界観に引き込まれると知らない間に嵌まっているかもしれません。

 

パズル部分が良く作られているので頭をひねりながらミオンを導くことになるでしょう。

 

『htoL#NiQ: The Firefly Diary』は独特の雰囲気に惹かれる方はもちろん、

パズルアクションやホラーアドベンチャーが好きな方にもおすすめのPCゲームです。

 

ミオンの過去に何があったのか、そして廃墟の探索の果てに何を見るのか、

プレイヤー自身の目で確かめてみて下さい。

 

このPCゲームの基本情報

タイトル htoL#NiQ-ホタルノニッキ-
ジャンル ホラーアドベンチャー
開発元 Nippon Ichi Software, Inc.
パブリッシャー NIS America, Inc.
リリース日 2016年5月19日
料金 980円(通常版)
日本語 対応
オンライン 非対応
OS Windows

スペック/動作環境(Windows)

必須環境 推奨環境
OS: Windows 10/8.1/7/Vista
プロセッサー: Intel Core i3-2310M 2.10 GHz
メモリー: 2 GB RAM
グラフィック: Intel HD Graphics Family
DirectX: Version 11
ストレージ: 2 GB 利用可能
サウンドカード: Realtek High Definition Audio
OS: Windows 10/8.1/7/Vista
プロセッサー: AMD A10-5800K APU with Radeon™ HD Graphics
メモリー: 2 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 560 Ti
DirectX: Version 11
ストレージ: 2 GB 利用可能
サウンドカード: Realtek High Definition Audio

このPCゲームのレビュー(引用元:Steamカスタマーレビュー)

おすすめ・高評価の口コミ

個人的には最近にしては珍しい骨太なゲームで楽しめました。絵が可愛いですし。ストーリーも良かったです

低評価の口コミ

お勧めはしないけど、興味があったらやってみると良いと思う。

パズルの難易度は普通かと思うのだが、移動が遅くてイライラする。これが個人的に非常につらい。