「ASTA Online」一度サービス終了されながらも、復活した不死鳥のようなMMORPG!

一度サービス終了されながらも、復活した不死鳥のようなMMORPGです!本作では美麗さに定評のあるCryEngineの3を使用し、東洋感のある世界観となっています。大作ゆえの自由度の高さを売りにしたオンラインゲーム!

 

まずはこちらのプレイ動画をご覧ください!

提供元: TheLazyPeon様

2010年から製作が始まった作品

「ASTA Online」は韓国のPolygon Gamesが開発した大作MMORPGです。

Polygon Gamesは2008年に創業した開発会社で、本作が代表作となります。

2010年に発表され段階的にベータテストを行い、2015年8月23日にはサービスが終了してしまいました。

また、2016年5月24日には海外向けに正式サービスを展開したもののプレイヤー数が十分で無いことから同年10月4日にはサービス終了となったとのことです。

 

が、2017年4月26日、英語対応版が再びSteamでリリースされることになりました。

閉鎖と復活を繰り返す不死鳥のようなMMORPGと言えるかもしれません。

描画エンジンはCryEngine 3


本作では美麗さに定評のあるCryEngine3を使用しています。

CryEngineと言えばかつて超ハイスペックな描画処理能力を必要とした「Crysis」で有名なCrytekの作成した描画エンジンです。

 

当時はその描画能力に多くのゲーマーを唸らせましたが、2017年でもまだまだ通用します。

また「ASTA Online」では当初CryEngine 2を採用していましたが、

現在はCryEngine 3を採用しているので順調にアップデートされている模様です。

世界観は東洋がベース


本作の世界はいわゆる「オリエンタル」なものとなります。

中国でも日本でもない「東洋」感のある世界というわけです。

ストーリーラインもアジアの神話を参考に作られました。

 

この世界では「Asu」と「Ora」という二つの領域に分かれ対立状態にあります。

プレイヤーはどちらかの勢力に属し、

サムサラと呼ばれる大地を邪悪な神から守るために立ち上がることになります。

ASUとORAの勢力について見ておきましょう。

 

ASU

3人のプリマシー(絶対神)によって作られた領域。

天界から追放された女神アリタが復活した領域でもある。

ORA

死の神ヘウクが天界からサムサラに追放されたときに作った死の世界。

涅槃に到着したアリタの体と魂が分かれたときにORAは突然サムサラに現れた。

 

何とも神話という感じで要領を得ませんが、そういうことなのでしょう。

取り合えずASUは善、ORAは悪というように考えておくと簡単かもしれません。

ゲームの特徴一覧


ゲーム内でできることには以下のような要素があります。

リアルタイムコンバットシステム

ハウジングシステム

詳細なキャラクターメイキング

投資システム

強力なボスとのレイドバトル

PVPコンテンツ

パーティー、ギルド、トレード、オークションシステム

ペット

リアルな格闘モーション

 

基本的に大作MMORPGで実装していそうな機能は一通り揃っていると考えて良いでしょう。

ハウジングやPVPもあるので長く遊ぶことができそうです。

また、単純に格闘モーションがリアルという点もゲームの面白さに直結する要素なので見過ごせません。

就けるクラスは5種類


プレイヤーキャラクターが就けるのは以下の5種類のクラスです。それぞれ見ていきましょう。

Warrior:近接戦闘職。タンクにもなるぞ。

Mage:魔法を使って敵を攻撃する遠距離攻撃職。

Healer:回復専門の欠かせない存在。

Archer:弓矢を使って敵を攻撃するぞ。

Rogue:敵の弱点を突き状態異常を引き起こすアサシン的な存在。

きっちり役目が分かれているのでプレイスタイルに迷わなくて済みそうです。

 

前衛で戦いたいならWarriorかRogue

遠距離から攻撃したいならMageかArcher

味方の支援がしたいならHealerといったところでしょう。

自分のやりたい役割に沿ったクラスを選びたいところです。

 

ですがこのクラス、何と種族で選べるものが固定されているので気をつける必要があります。

次に種族について見ていきましょう。

種族は派閥によって異なる

選べる種族は先述した「ASU」か「ORA」の派閥にそれぞれ関連付けられています。

ASUならASUでしか作れない種族が存在し、ORAも同様です。

以下にそれぞれの種族について見ていきましょう。

 

ASUで作れる種族

Human:いわゆる人間。性別があり全てのクラスに就く事ができる。

Draconian:屈強な真っ青肌のマッチョ。男性でWarriorクラスのみ選択可能。

Tigerian:虎マン。性別を選択できるがrogueかarcherしか選べない。

 

OSUで作れる種族

Human:いわゆる人間でASUのHumanと同じ特徴を持つが、とてつもなく顔色が土気色。さすが死の領域OSUといったところかか。

Doka:ドカドカ殴ってきそうな肌の赤いスレンダーマッチョ。性別を選ぶ事ができwarriorかrogueになれる。

Yayo:美しい種族で性別選択可能。就けるクラスはmageかhealerのいずれか。

 

結構なクラス制限がかかっていることがわかります。

Draconianに到っては性別が男で固定されているぐらいです。

ただこうした制限は逆に言えばプレイしやすい状況を作ってくれているとも言えます。

 

自由度が高いということはプレイスタイルが多様で選択肢の幅が膨大になりプレイ自体に集中し難い状況を生み出すことがありますが、

最初から自由が制限されていれば選択肢の幅も狭まりプレイに迷いが出なくなるわけです。

自由度の低さは1つのゲーム設計の方向性と言えるでしょう。

やれることがたくさんあるボリュームの大きなMMORPG


「ASTA Online」は何年もかけて開発されたMMORPGです。

サービスの終了と復活を繰り返しながら現在まで生き延びてきました。

一度終了したゲームが復活するということはそれだけ魅力のあるゲームとも言えます。

 

確かに描画は綺麗ですしMMORPGの要素は一通り揃っているので嵌まる方はとことん嵌まるでしょう。

英語環境でのプレイとなりますがMMORPGに慣れた方なら問題無く進めるはずです。

無料ですし何かMMORPGを探しているなら試しに『ASTA Online』の世界を堪能してみましょう。