「Tacoma」廃棄された国際宇宙ステーションが舞台の探索型アドベンチャーゲーム!ここで乗組員たちに何があったのか・・・。謎を解き明かすPCゲームです!

西暦2088年、廃棄された国際宇宙ステーション「tacoma」を舞台とした探索型アドベンチャーゲーム!過去に生活していた乗組員たちが残したデータなどを探し、宇宙ステーションの謎を解き明かすPCゲームです!謎解きゲーム好きなら!

 

まずはこのPCゲームの実況動画をご覧ください!

紹介元:ToiletPaper Gaming Channel様

探索を進めて謎を解き明かせ

 

『Tacoma』は探索型のアドベンチャーゲームです。

FPS視点で宇宙ステーション「Tacoma」に残されたデータを回収しつつ

物語の謎を解いていくことになります。

 

果たしてここに居た乗組員達はどんな生活を送っていて、

どのような事件に巻き込まれたのか、そんなストーリーを楽しむPCゲームなのです。

 

謎が謎を呼ぶそのストーリー展開はスリリングでプレイヤーの記憶に

残るものとなるでしょう。

 

2088年の宇宙ステーションが舞台

 

巨大企業Venturisは宇宙に浮かぶ月間移動ステーションのTacomaを所有していましたが

やがて廃棄することになりました。

 

プレイヤーは「Amitjyoti Ferrier(通称エイミー)」という

巨大企業Venturisの従業員となって、

Tacomaに残されたAIデータや物理モジュールのODINを回収するよう命じられます。

 

やや複雑な設定ですが、ゲームをプレイする上ではただ単に船内に残された

映像データを収集するといった流れになるので難しい事は考えなくても大丈夫です。

 

また、ゲーム性自体も映像を閲覧することがメインとなるため

複雑な操作を要求されることはありません。

 

隕石が衝突した「Tacoma」

 

エイミーが調査に入る三日間、Tacomaの酸素タンクと通信機能めがけて隕石が衝突してしまいました。

50時間分の酸素だけでなく、遭難信号を送信する手段も全て失ってしまったのです。

 

船員のE.V.とクライブは自ら極低温ポッドに入り残りの酸素供給に貢献し、

ステーションでは藻類を利用してアンドリューが酸素の生産に努めました。

 

残りの乗組員は近くの月面に逃げることができるための脱出ポッドの開発に注力したのです。

ですが急いで作っている粗悪な脱出ポッドは完成する直前に突然爆発し

ナタリーとバートを怪我させてしまいます。

 

一体Tacomaの中で何が起き、そして起ころうとしていたのかを

プレイヤーは目にすることになるでしょう。

 

グリッチ表現が秀逸

 

半ば崩壊した宇宙ステーションのTacomaのデータはもちろん完璧に保存されているわけではありません。

データ自体に全くアクセスすることができなかったり、

アクセスできても文字化けをしていたりします。

 

こうしたグリッチ表現への作りこみは本作において重要な要素と言えるでしょう。

いわばメモの断片のように文字化けしたデータを回収することで

見えてくるものがあるのです。

完全に残されているデータでは無いからこそ表現できる世界がここにあります。

 

映像データは巻き戻しや一時停止が可能

 

船内には様々な映像データが存在し再生することができるのですが、

これらは巻き戻しや早送りといったビデオ操作が可能です。

 

そしてこのビデオ操作の表現もユニークで、

例えば巻き戻しをすると音声データも高速で巻き戻るため

「キュルキュル」という音を出す演出が施されています。

 

まるでテープを巻き戻すときのような表現で、

デジタルデータとは縁の無い演出なのですがどこか

「それらしさ」を醸し出しているのです。

 

過去に船内で何が起きたのか、映像データをじっくり見つつ調べていきましょう。

同時間帯にそれぞれの船員が何を誰と話し、

何を考え何をしていたのかを調べていく内に複雑な人間模様が分かるようになっていきます。

 

データの種類は色々

 

データは映像データやメールだけでなく、ラインのようなSNSの履歴もあります。

 

また、現実に残されている物理的なアイテムも調べることが可能です。

いわば飲料バッグや食物の包装紙、船員のロッカーの中など。

 

何気ないアイテムは船員の生活を垣間見せてくれたり新たな手がかりとなるでしょう。

一筋縄ではいかないクルー達の関係を解き明かすにはどのような手がかりも見過ごすことはできません。

 

プレイヤーはあくまで傍観するだけ

 

本作がユニークな点は正に「ストーリーに介入することが出来ない」という点です。

最早既に事件は起こり、隕石は衝突し、全ては終わった後なのです。

 

今プレイヤーが見ている生き生きとしたクルー達の映像はいずれも過去のものであり、

彼らはここに存在してはいません。

 

互いの関係性や思惑、人格や背負っている過去などについて知れば知るほどどうにかしたいと思うでしょう。

ですがプレイヤーができることはより彼らの記録を覗き見ることだけなのです。

 

似たようなゲームに『Copoka』というものがあります。

『Copoka』は鳥となって傍観者の立場から危機に瀕した小国の運命を見守るというゲームなのですが、

本作『Tacoma』もプレイヤーは同じく傍観者となってストーリーを見ることしかできません。

 

まるで映画を見るような気持ちでゲームをプレイすると良いでしょう。

 

普段ゲームをしない方にもおすすめできるPCゲーム

 

『Tacoma』は探索型のアドベンチャーゲームです。

廃棄された宇宙ステーション「Tacoma」の船内データを回収しつつ

何がクルーの間に起きたのかを調べていきます。

 

難易度の概念が無いため、じっくりと彼らの運命を見届けましょう。

まるで映画のように傍観者の立場にプレイヤーが立つことになるため、難しい事はありません。

普段ゲームをしない方にもおすすめPCゲームです。